人生とは、つくづく「出会い」だと思います。社会人になってから、仕事との出会い、仲間との出会い、お客様や取引先との出会い、そして人生勉強との出会いがあります。それらの出会いが、その後の人生に大きな影響を与えていくものなのです。また、人生とは「自分さがしの旅」とも言えると思います。日々自分のまわりで起こることに果敢にチャレンジしていく…するとあるとき“本当の自分”に出会います。そのときにこそ、自分がこの世に生まれてきた意味を知ることになるのです。
仕事があるから、人の役に立つことができるし、社会からも喜ばれるのです。そして、その喜ばれる量によって、自分の仕事の価値が決まっていきます。それゆえ、仕事が自己鍛錬の場となり、自己実現の道へと続いていくのです。まわりの人たち、すべての喜びの量が増えていくところに、自分の生きがいや幸せが生まれてくるものなのです。
人間はひとりでは生きていけません。人間同士が支え合わなければ生きることができません。本来弱い人間も、認め合うことで強くなれ、支え合うことでさらに強くなれます。不完全な人間同士だからこそ、お互い、許し合って、認め合って、支え合って、生きていきたいものです。